甲子園の儚さゆえの熱さ。
今年も、甲子園が開幕しましたね。
普段は特別スポーツにあまり関心がないのですが、ニュースなどで高校野球や高校サッカーなどが流れると、自然と目を留めていまいます。
甲子園は、高校球児の憧れの場所。みんながその場所を目指して日々練習をして、選ばれし者だけが、そこで戦うことを許される。
暑さにも寒さにも負けず、がんばってがんばってがんばって、ライバルたちを倒して、やっとの思いであの場所に立っている。
長い戦いの末に、あの場所に立っている。
だけど、終わりは一瞬。ほんの数時間で、すべてが終わってしまう。
なんなのでしょう、あの儚さは。
彼らには、「今」しかないのです。
プロ野球のように、長期で考えることはできません。打率やら防御率やら、平均値も大きな意味を持ちません。今この試合に勝つか負けるで、景色ががらりと変わってしまいます。
その儚さゆえに、多くの人の心に響くものがあるのかもしれませんね。
敗退してしまった選手も、勝ち残った選手も、本当にお疲れさまでした。暑さには、どうかお気をつけくださいね。